GRATEFUL DEAD

MEMBERS
●JERRY GARCIA(Born 8/1/42,San Francisco:died 8/9/95)
●PHIL LESH(Born 3/10/40,Berkeley,CA)
●MICKEY HART(Born 9/11/43,Brooklyn, New York)
●BILL KREUTZMANN(Born 5/7/46,Palo Alto,CA)
●BOB WEIR(Born 10/16/47,Atherton,CA)
●VINCE WELNICK(Born 2/21/51,Phoenix,AZ)

●RON"PIGPEN"McKERMAN(Born 9/8/45,San Bruno,CA:died 3/8/73)
●KEITH GODCHAUX(Born 7/19/48,Concord,CA:died 7/23/80)
●DONNA GODCHAUX(Born 8/22/45,Muscle Shoals,Alabama)
●BRENT MYDLAND(Born 10/21/52,West Germany:died 7/26/90)

1995年7月9日、シカゴのソルジャーフィールド。2317回目のこの日のショーを最後に、グレイトフル・デッドの、グレイトフル・デッドとしての旅は終わった。ジェリーの死後、少しの間沈黙していたが、その年の12月にバンドを解散することを発表。30年にも及ぶ活動は、ショーをあくまで活動のメインにしていた。空間を一緒に体験することから生まれるコミュニケーションであり、共同にクリエイトされていくものをコアに持ち続けること。そんな夢のような場を提示し、実践していたのがデッドだった。メンバーはほぼ固定されていたが、キーボーディストだけが突然の死によってチェンジしている。アメリカン・ルーツ・ミュージックをベーシックに、多種多様の音楽を内包して、デッド・サウンドとして構築していく。ブルーズもあれば、アフリカン・ビートもある。そしてスペイシーなインプロビゼーションもある。無限にまで広がる音の塊。それとは逆に、ひとつの細部の音にまで執着している魂。その両極端に位置するものを、同時に聞かせてくれる。その瞬間の快感こそが、デッドを体験することのダイナミズムだったに違いない。そして常に「次元」へのきっかけを見せてくれた。新しい人間の未来を開示してくれるのがサイケデリックなのであれば、デッドこそ、20世紀最高のサイケデリック・バンドだ。アメリカのカウンター・カルチャーを証明したバンドでもある。何よりも、楽しむことを教えてくれたグレイトフル・デッド。キャプテン・トリップ=ジェリー・ガルシア。デッドの長い旅は一応の終止符は打たれたけれど、ジェリーの意志を継ぐデッドヘッズの旅はまだ続いている。

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